相手の性格・本性・深層心理を一瞬で見抜くためには、相手の習慣や嗜好、言葉、くせ、ふとしたしぐさ、話し方、接し方などを観察しよう

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「自分の心理」がわかれば自己をコントロールできる(8記事)





1 「私って写真写りが悪いんだよね」は、本当か


「自分の顔のことは、実は自分が一番よくわかっていないんだよ」と言われても、「えっ、どういうこと?」と首を傾げるかもわかりません。自分の顔なら、鏡で見ているし、写真や画像でもいっぱい撮って見ていますから。

ですが、現実に、私たちは自分の顔のことをよく知らないようなのです。

★これを知るためには、心理学用語の「ジョハリの窓」というのがあり、それが手がかりになるでしょう。
@ 開かれた窓(自分も他人も知っている自己の領域)
A 秘密の窓(自分は知っているが他人は知らない自己の領域)
B 盲点の窓(自分は知らないが他人は知っている自己の領域)
C 未知の窓(自分も他人も知らない自己の領域)


私たちは自分のことは自分が一番知っていると思い込んでいますが、実は、周囲の人しか知らない自分や、自分も周囲の人も気づかないでいる部分も確実に自分の中にあるのだということを教えてくれているのがジョハリの窓なのです。

それと同じことが、自分の顔にも言えます。私たちは自分の顔のことは自分が一番よく知っていると思いがちですが、とんでもありません。知っているのは一部だけで、ほとんどは静止している顔だけなのです。

私たちの顔は30種類以上の表情筋でできており、その筋肉は常に動いており、一瞬一瞬表情は変わっているのです。それを見ているのは自分ではなく、周囲の人です。ですから、あなたの顔については他人のほうがあなたよりよほど知っているし、詳しいということです。

もし、自分の顔写真を周囲の人に見せたとき、「そうでもない」という顔をされたら、自分が間違っているのかもしれません。


2 メンタルを簡単に鍛える方法


同じような能力を持っている人でも、ここ一番で実力を発揮してチャンスをモノにできる人と、逃がしてしまう人がいます。
「自分はメンタルが弱いから」と言って、チャンスを逃がしてしまう人がよく口にする言葉ですが、そもそもメンタルとはどうことでしょう。

メンタルとは、スポーツ心理学でよく使われる言葉ですが、一般的にも登場します。この言葉は、心理的・精神的なことを全般に指し、元気・やる気・勇気・根気・強気・集中力・注意力・忍耐力・包容力・継続力など、さまざまな要素が含まれています。

それでは、そんなメンタルを強くするにはどうしたらいいのか。

★スポーツ心理学に「心身相関」という用語があります。心と体は一体不可分なもので、相互に関連し合っているという考え方を示す言葉です。

心が沈んでいるときは、自然とうつむき加減になりますが、これこそが、心と体が相互に関連しあっている証拠です。
そんな自分に気づいたら、深呼吸でもして体をリラックスさせ、背筋を伸ばして笑顔で颯爽と歩いてみることです。沈んでいた心もなぜか晴れてくるはずです。姿勢が変われば、心のありようも変わるからです。

★自信を持ちたければ、自信があるように振舞えばいいということです。

もし、あなたが理想とする人が身近にいたら、その人の行動やくせをこっそりと真似てみましょう。服装や髪型を真似てみるのもいいかもしれません。すると、不思議と自分が変わっていくような、その人になったような気がして自信がわいてきます。


3 イメチェンするのは意外と簡単


次のセリフを、それを言う人のことをイメージしながら読んでみてください。
@ 俺はお前が好きだ
A 僕はキミのことが好き
B 拙者はお主のことを憎からず思うておる
それぞれどんな男性をイメージしたでしょう。

たぶん、@はマッチョで男らしいイメージ、Aはナイーブで知的なイメージ、Bは時代劇に出てくるような侍のイメージが頭に浮かんだのではないでしょうか。

このように「俺」や「僕」という一人称は、それを耳にしただけでその言葉を発した人がどんな人なのかをイメージさせてしまうので、「
役割語」と名づけられているようです。

アニメの『ドラエモン』を思い出してみても、ジャイアンはやっぱり「俺」。のび太は「僕」。ジャイアンが「僕」と言っている姿は想像できないでしょう。
私たちは、その人の性別、年齢、仕事の種類、見た目などによって「この人はこんな人に違いない」と判断することが多いものです。

★そんなふうに、人物像によって性格や能力などを決めてかかる思い込みを、心理学では「ステレオタイプ」といわれています。

私たちは「俺」や「僕」などの役割語を耳にしただけで、「この人はこんなタイプで、きっとこんなふうに話すだろう」とステレオタイプに決めてかかっているわけです。

★これを利用すると、簡単にイメージチェンジすることができます。

普段、一人称として「僕」を使っている人は、たとえばプライベートな場面で、「俺」を使ってみるのです。聞いた人のあなたへのイメージが一変することは間違いないでしょう。

人前では「私」を使っている女性なら、気になる異性の前で「あたし」と言ってみましょう。相手はいい意味で違和感を覚えて、あなたのことが気になり始めることでしょう。



4 腹だたしくムカッとしたときは、6秒待つこと


「夫婦ゲンカは犬も食わない」などと言われるように、夫婦や恋人同士のケンカは、つまらないことが原因で起こることが多く、すぐに仲直りするから心配してもばかばかしい、ということわざです。放っておくのが一番と言う意味です。

心理学でも、ケンカは相手とより親密になるためのコミュニケーションのことだと言われています。ですが、うまく仲直りできないとこじらせてしまい、長期化すればするほど二人の仲は険悪になることもあります。しかも、一度キレると、キレやすくなってしまうので注意が必要です。

ですが、ムカッときたり、キレてしまったとき、どう対処すればいいのでしょう。

★その方法としては、「アンガーマネジメント」と呼ばれる方法があります。
これは、アメリカで誕生した怒りの感情と上手に付き合うための必要トレーニングの技術で、その技術を知っていると、怒るべきものにはきちんと怒るようになり、怒る必要のないものには怒らずに受け流せるようになるといいます。

★その方法とは、怒りの感情のピークは長くてもせいぜい6秒程度だということですので、激昂するような怒りがこみ上げてきても、6秒やり過ごすことができれば、怒りに任せて衝動的に何かをしでかしてしまうことはないということです。

6秒さえ我慢すれば、相手に罵声を浴びせることも、皿を投げつけることもしないですみます。その可能性が高まるということです。

ですから、カッとなっても6秒待つというルールを身につけるましょう。


5 人は自ら進んで病気になることも


心理学や精神医学の権威ある人は、次のような言葉を残しています。

★敗北を避けるために、ときに人は自ら病気になることで、「病気でなければできたのに・・・」という言い訳をして、安全地帯に逃げ込み、楽をしようとする。

人は自分でも気づかないうちに病気を作り出すことがあり、病気で辛い思いをしている人の中には、厳しすぎる言葉に聞こえるかもしれません。

ただ、病気になれば会社や学校に行かなくてすむ。人前で無様な姿をさらさなくてすむ。そう思うと、「頭痛」「腹痛」「発熱」「パニック」などの症状を無意識のうちに作り出すことがことにはあるということです。

仕事や勉強、複雑な人間関係に追い詰められ、辛い思いをしていたのが、病気になると周囲が優しくしてくれます。猶予の時間も与えられます。それが元気になってしまうと、元の木阿弥で、また厳しい現実が待っているのかと思うと、無意識に病気を選んでしまう人がいるのです。

それを心理学では、「
疾病利得」というそうです。
意識では「治りたい」と思っているのに、無意識では「治ると困る」と思っているのです。そんなアンビバレンツな状態なので、なかなか治癒することが難しいようです。

この疾病利得が関係する症状で厄介なのは、本人が偽っているわけでもなく、実際に体に障害を引き起こしているということです。


6 やる気にスイッチを入れる方法


「締め切りが近づいているのに、どうしてもやる気が出ない」
「後片付けが残っているのに、面倒でついテレビの前でゴロゴロ」
そんな経験は、誰しもが何度も味わっているのではないでしょうか。

そういうとき、「やる気スイッチ」を入れる方法があったら、どんなに助かることたろうと、思う人も多いですが、これについては、心理学的にも裏づけされた簡単な方法があります。
その方法は、ある意味簡単と言えば簡単なことです。

★つまり、「イヤイヤでもとりあえず始めてみる」「無理やり体を動かしてみる」だけでいいのです。

たとえば、「家の掃除は面倒だなあ」と思っていても、ひとたび重い腰を上げて床掃除から始めると、意外と集中して、気づけば部屋中の床という床をピカピカにしていた、などという経験はないでしょうか。

★つまり、やる気スイッチを入れる方法は「まずやってみること」なのです。

この心の仕組みを発見したのは、ドイツの心理学者だということです。
この学者は、
どんなに乗り気のしないことであっても、始めてしまうとどんどん気分が盛り上がり、やる気が出てくるという、この心理を「作業興奮」と名づけたそうです。

勉強でも仕事でも、後回しにすればするほど、やる気を出せない自分に腹が立ってきて、情けなくなります。そんなときには、とりあえずやってみるのが一番だということです。
パソコンに向かって、なにか文字を打ち込んでみる。そうすることによってやる気スイッチが入り、だんだんと集中力がアップしてくるのです。


7 必ず達成したい「目標」があるときは、口に出して宣言


行楽の季節になると、日本のあちこちで「大声コンテスト」のようなイベントが催されます。
「○○君、愛してる!」
「東大に合格するぞ!」
「彼女が欲しい!」
参加者は、それぞれの思いのたけをマイクに向かって叫び、その声の大きさで優劣を競うというものです。このイベントが意外に人気があるのは、ストレスの解消になるだけでなく、「
宣言効果」が期待できるからかもしれません。

★宣言効果とは、周囲の人たちに自分の目標を口に出して宣言することで、モチベーションが高まって、目標達成率をあげることができるという心理効果のことです。

もちろん、宣言しただけで成功が約束されるわけではありません。ですが、自分の中だけで目標を秘めているのとは違って、誰かに公言してしまうと、後に引けなくなり、必死になり、頑張るはずです。だから、成功する可能性が高まるのです。この宣言効果は、自分で自分を追い込む手法ともいえます。

また、力強く宣言することで、自らの潜在意識に目標を刻み付けることができます。潜在意識はとてつもなく大きな原動力ですから、そこに目標を刻み付けることができれば、自然とモチベーションが高まるのです。

政治家が記者会見などでマニフェスト(公約)を発表するのも、宣言効果の力で、本人はもちろん、行動を共にする人にも目標の実現を促すためです。

今まで目標を自分の中で掲げていてもなかなか達成できなかった人も、宣言効果を使えばモチベーションが向上し、見事にゴールできるかもしれません。


8 自分の見せ方の心理テクニック


人には、イメージというものが付きまとうもので、どうしても周囲の人から、「真面目な人」とか「責任感が強い」とか、あるいは、「いい加減さがある」とか「ずぼらである」などと、あなたのイメージが出来上がってしまうものです。

ですが、良くも悪くも、そんな自分に対する勝手なイメージを払拭したい、イメージを変えたいと思っている人は多いはずです。

そんな人のために、一瞬で自分の印象を変える方法があります。
★それが、「クレショフ効果」を使った印象操作法です。

用意するのはスマホととっておきの画像です。
もし、あなが「人当たりが悪い」「とっつきにくい」というイメージを払拭したいのであれば、「可愛いペットと一緒に写っている画像」や「無邪気な子どもの頃の画像」などを用意しましょう。

そして、チャンスを見計らって、それを人に見せるのです。見せられた人は、あなたの意外な一面に気づかされ、それまであなたに抱いていたイメージを「とっつきにくい人」から「意外と可愛い一面のある人」へと180度変えてしまうはずです。
それがクレション効果の威力です。

★クレショフ効果とは、ひとつの画像や写真が、映画的に編集されることによって、その前後に位置するほかの映像や関係性の意味を変えてしまうことをいいます。

写真を見せるだけで効果がありますから、「人前でうまく笑顔が作れない人」や「人前に出ると緊張して普段の自分が出せなくなる人」はぜひ試してみましょう。







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