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浮気がバレそうになったら、大芝居を打とう あなたがアフターファイブに羽目を外して深夜まで飲み続けて、帰宅したとしよう。 そして寝ずに待っていた妻に洗濯するシャツを脱いで渡したときに、妻が血相を変えて、「このシャツについている真っ赤な口紅はどうしたのよ」と声を荒げて問い詰められたことはありませんか。 そんなときあなたならどうします。 ふつうは酔っていても気が動転しているから、「ええ、あのー、おかしいなー」などとシドロモドロになってしまい、浮気を白状したようなものです。 思わず、「飲み屋で飲んでいるときに、隣に座った女性につけられたのだろう」などとトボケて言ってみても、後の祭りで簡単に納得するとは思えません。 こういうときこそ、腹を据えて大芝居を打つのです。 ニヤニヤしながら「実は浮気をしてきたんだ、いつもモテモテで困るよ」などと言って笑い飛ばせばいいのです。 常識的には、火に油を注ぐように思われるかもしれませんが、人には「自分に不利になることは言うはずがない」という思い込みがあり、この逆を考えようとする傾向があるのです。 このように素直に認めてしまえば、妻のほうが勝手に、「終電の混みあった電車の中で、付いたのだろう」と勝手に思い込んで納得してしまうのです。 では、浮気がバレて「あなたが浮気をするなら、私が出て行くわ」と妻が言い出すこともあるでしょう。 そんなときには、へんに引き止めようとせず、「出て行くほうが、キミのためにもいいいかもしれないね」と対応するのです。妻は引き止めてくれるものと思い込んでいるから、逆に納得されたら、意表を突かれたような気持ちになって、考え直してくれる可能性が高くなります。 妻の心の奥底には「あの人は、止めるに決まってるわ」「出て行かないでと懇願するはず」という気持ちがありますから、逆に「そんなこと言わずに、家にいてくれ」などと言いますと、あなたに対して積もり積もった不満やグチの嵐が吹き荒れること請け合いです。 ですから、人には、「自分がこう言うと、相手はこういう行動に出るだろう」という思い込みみたいなものがありますので、その思い込みの逆の行動を取ると、意表を突かれて湧き上がっていた怒りなどが収まってしまうのです。 |
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